北海道出身の芝田山広報部長が募金を呼びかけ 社会貢献部の親方衆発案

スポーツ報知
北海道胆振東部地震の募金を呼びかける芝田山親方

 日本相撲協会は秋場所5日目の13日から本場所開催中の国技館で、北海道胆振(いぶり)東部地震の被災者ための募金を開始した。

 この日は北海道・芽室町出身で、「北海道の方の我慢強さがある中、(地震が)起きてしまった。被災している方は本当に気の毒です」と語った芝田山広報部長(元横綱・大乃国)自らエントランス前に立って、来場したばかりの観客に募金を呼びかけた。

 「協会として、募金を広く皆さまに募ろうと今日から始めました。我々も多くの方に(秋場所へ)足を運んでもらっていますので、(被災して)困っている方に手を差し伸べることが必要」と脚の状態が悪い中で30分近く直立して声を出し、募金したファンの写真撮影にも快く応じていた。

 相撲協会の社会貢献部に所属する親方衆の発案で募金活動が開始。募金の呼びかけは日替わりで親方衆が行う予定で、13日から秋場所千秋楽の23日まで、国技館1階の2か所に募金箱が設置される。

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