大坂なおみ「楽しかった~」秋場所サプライズ観戦に観客総立ち「なおみ~」

スポーツ報知
楽しそうに相撲観戦をする大坂なおみ

◆大相撲秋場所7日目(15日・両国国技館)

 横綱・稀勢の里が今場所最長58秒9の熱戦の末に、前頭4枚目・千代の国を寄り切って1敗を死守。テニス全米オープンのシングルスで日本人初優勝を果たした大坂なおみ(20)=日清食品=が観戦する前で連敗を免れた。

 大坂が15日、東京・両国国技館で大相撲を初観戦した。午後4時20分頃にメガネ姿で現れて興味深そうに会場を見回し、土俵を撮影すると早速インスタグラムに投稿。午後5時5分に審判交代で取組が中断された時には、付近の観客がほぼ総立ちでカメラを向け「なおみ~」と叫ぶ男性もいた。

 以前から相撲に興味があり、試合のない日と場所の開催が重なり観戦が実現した。御嶽海―貴景勝の一番は首を伸ばして見つめ、白鵬が土俵下に現れると同行した関係者から説明を受けた。取組終了後、日本相撲協会の八角理事長(元横綱・北勝海)から「優勝おめでとう。(祖父・鉄夫さんの住む)根室にはよく行きます」と声をかけられ「とても楽しかったです」と答えた。

 この日は東レ・パンパシフィック・オープン本戦の組み合わせ抽選が行われ、初戦の2回戦(19日か20日)で14年全豪準優勝の世界ランク29位D・チブルコバ(スロバキア)と予選を勝ち上がった選手の勝者との対戦が決まった。

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