貴乃花親方の「弟子を引き受けて下さい」という電話に千賀ノ浦親方は困惑気味

スポーツ報知

 日本相撲協会を去る決断を25日に下した大相撲の貴乃花親方(46)=元横綱=が弟子8人らの転籍を、千賀ノ浦親方(元小結・隆三杉)に要請したのは、「引退届」を提出する直前だったことが関係者の話で分かった。

 この日午後1時、貴乃花親方の代理人弁護士が相撲協会に届を提出。関係者の話によると、その直前に貴乃花親方が千賀ノ浦親方に電話をかけて「弟子を引き受けてください」と一方的に話して通話を終えたという。この日夜に両国国技館で会見した芝田山親方(元横綱・大乃国)も、「朝決めました。昼、(千賀ノ浦親方に)電話で話しました。代理人の人が来て(引退届を)出しました」と明かし、千賀ノ浦親方に状況を聞くと、「困惑気味だった」という。

 千賀ノ浦親方は現役時代は二子山部屋の兄弟子で、2010年に当時所属していた二所ノ関一門を離脱して理事選挙に出馬した際には、同時に離脱して行動をともにしていた。

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