やくみつる氏、貴乃花親方の会見「記者が貴乃花の暴走モードでとらえ始めている」

スポーツ報知
貴乃花親方

 漫画家のやくみつる氏(59)が26日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・前8時)に生出演し、大相撲の貴乃花親方(46)=元横綱=が日本相撲協会に「引退届」を提出したことを明らかにした会見を「非常に希有な会見。貴乃花の主張を伺うというよりは、記者の方も丸ごと、後半は翻意を迫るような直接的に、あるいは暗に。みなさんがこれは貴乃花の暴走というモードでとらえ始めていますね」とコメントした。

 貴乃花親方は25日の会見で引退届を提出した理由を今年3月に内閣府に提出した協会への告発状の内容を事実無根と認めなければ一門に所属できず、親方を辞めなければならないと“通達”されたが、「真実を曲げられない」として引退を決意したと説明。8人の弟子らの千賀ノ浦部屋への転籍願も提出した上で、30年以上身を置いてきた角界を去る苦渋の決断を下した。一方、同協会側は提出されたのが引退届で、親方が辞める際に必要な退職届ではなかったため、受理していないことを明らかにした。

 やく氏のコメントを受け小倉智昭キャスター(71)は「ご本人はどういうつもりなのか。気持ちが伝わってこないのがねぇ」と話していた。さらに「協会内部の人の考えは別にして相撲ファンの多くは、貴乃花さんは協会に残って何か仕事をする人なんだっていう期待が今でもあると思う」と示していた。

スポーツ

×