初黒星の豊ノ島、気持ちの切り替えは「3時のラーメン」

スポーツ報知
初黒星の豊ノ島

◆大相撲九州場所 4日目(14日、福岡国際センター)

 左アキレス腱(けん)断裂などのケガから13場所ぶりに関取に復帰した東十両13枚目・豊ノ島(35)=時津風=が、西十両11枚目・翔猿(とびざる・26)=追手風=にはたき込みで敗れた。今場所初黒星を喫し「変に考えないで前に出て、圧力かけていこうと思っていたけど。タイミングも悪かった」と振り返った。

 立ち合いから相手に右に動かれ、前のめりになった所をはたかれた。「前に出ようとして足が出なかった。気持ち切り替えて、明日からという感じですね」。2年ぶりの関取としての本場所で初日から3連勝していたが、小休止。淡々とした表情で、気持ちは明日に向いていた。

 福岡・篠栗町の時津風部屋宿舎に戻る道中に、気持ちの切り替えのために「ラーメンでも食べようかな」。好みの麺の堅さは堅め。締めのラーメンでは無く「3時のラーメンですよ」と報道陣を笑わせた。帰り際には「ラーメン“験なおし”とか、“験担ぎ”とかないですかね?」と最後まで冗舌だった。

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