納谷、白星先行も反省忘れず

スポーツ報知
希帆ノ海(右)を押し出しで下した納谷

◆大相撲九州場所5日目(15日、福岡国際センター)

 昭和の大横綱・大鵬(故人)の孫、西三段目11枚目・納谷(18)=大嶽=が東12枚目・気帆ノ海(34)=出羽海=を押し出して2勝1敗とした。

 立ち合いは頭から当たり前に出た。気帆ノ海のいなしに前に落ちそうになったが、踏ん張って再び前に出て押し出した。

 「脇が甘い、腰が高いのは相変わらずですけど、前に出ることが出来て良かったです。いなし? 足も出ていたし、体も動いていました。横に動くこともわかっていました。そんなに危ないという感じではなかったです」と言いながらも「でも、手が上から出ていました。脇を締めて下から突き上げるようにしないとダメですね」と反省。

 2番相撲で高校(埼玉栄)の同級生、琴手計(19)=佐渡ヶ嶽=に寄り切られてしまった。「悔しかったですけど、悔しがる相撲でもなかったです。験も担ぐタイプでもないので」と平静を装っていた。

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