栃煌山が5連勝「低く当たれて我慢が出来た」…高安も敗れ3大関が黒星
スポーツ報知
◆大相撲九州場所 5日目(15日・福岡国際センター)
ここまで全勝同士の対戦は、東前頭2枚目・栃煌山(31)=春日野=が、西大関・高安(28)=田子ノ浦=をすくい投げで破り、無敗を守った。
序盤の5日間で1横綱2大関を破った栃煌山は「立ち合い低い位置で当たれて我慢が出来た。(序盤戦を終え)しっかり集中して一番、一番取りたいと思います」と振り返り、気持ちを引き締めた。
初日から4連敗だった一人横綱の稀勢の里(32)=田子ノ浦=が15日朝、休場を発表。弟弟子の高安が結びの土俵に立つも気合が空回り、痛恨の初黒星。この日、東大関・豪栄道(32)=境川=、西大関・栃ノ心(31)=春日野=も破れ、3大関が全て黒星となった。
5日目を終え全勝は、栃煌山と東小結・貴景勝(22)=千賀ノ浦=の2人となり、横綱不在の九州場所は混戦模様となった。