御嶽海、序盤の3敗目で大関取り黄信号

スポーツ報知
魁聖に寄り切られ3敗目を喫した御嶽海(左)

◆大相撲九州場所 5日目(15日・福岡国際センター)

 大関取りに再挑戦している東関脇・御嶽海(25)=出羽海=が、西小結・魁聖(31)=友綱=に寄り切られて3敗目(2勝)。「三役で直近3場所33勝」の昇進目安に今場所11勝で届くが、序盤戦で早くも黄信号がともった。

 過去1勝5敗と合口の悪さもあってか、立ち合いの右差しから一気に押し込んだが、盛り返され、力なく土俵を割った。左ふくらはぎ肉離れで3日目から途中出場している相手に苦杯をなめさせられた。

 御嶽海は支度部屋ではじっと目を閉じて「もう一回、中盤戦から(気持ちを)つくっていきたい。合口の悪さ? まあ、結果に表れているんじゃないですか」と静かに振り返っていた。

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