納谷が2場所ぶりの勝ち越しに王手

スポーツ報知
押し出しで井上(左)を下した納谷

◆大相撲九州場所7日目(17日、福岡国際センター)

 昭和の大横綱・大鵬(故人)の孫、西三段目11枚目・納谷(18)=大嶽=が東13枚目・井上(19)=木瀬=を押し出して3勝1敗。2場所ぶりの勝ち越しに王手をかけた。

 立ち合いは胸から当たり一気に前に出た。「胸から行こうと思ってました。理想通りの立ち合いは出来ました。少し残されましたけど、食うようなはたきではないし、自分の中では余裕はありました。本当は真っ直ぐ行けたらもっと良かったですけど」。

 2番相撲で高校(埼玉栄)の同級生、琴手計(佐渡ヶ嶽)に負けたが、しっかりと星を積み上げてきた。「別に負けた相撲も崩れてはいなかった。形は悪かったけど、一生懸命やりました。体も動いているので」と手応えを感じている。

 先場所は相撲内容が悪く父親の元関脇・貴闘力さんから電話ももらったが、今場所はないという。「まだ怒られる相撲は取っていませんので」と余裕を見せていた。

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