◆大相撲九州場所 9日目(19日・福岡国際センター)
大関・高安(28)=田子ノ浦=が、西前頭4枚目・嘉風(36)=尾車=をはたき込みで破り、2敗を守った。立ち合いで当たって左のど輪で嘉風をのけ反らせると、体を左に開いてはたき込み7勝目を挙げた。
支度部屋では淡々。「前に出て勝ちたかった。また明日頑張ります」と静かに語った。兄弟子の横綱・稀勢の里(32)=田子ノ浦=が途中休場。大関としての意地を見せつけて優勝を目指す。