横野レイコリポーター、貴ノ岩付け人暴行で相撲協会対応に「苦い経験を踏まえ迅速に対応した」

スポーツ報知
横野レイコリポーター

 相撲取材歴31年の横野レイコリポーター(56)が5日、フジテレビ「プライムニュース イブニング」(月~金曜・後4時50分)に生中継で出演。付け人に暴行を加えた幕内・貴ノ岩(28)=千賀ノ浦=の日本相撲協会の対応について伝えた。

 日本相撲協会はこの日午後、貴ノ岩が冬巡業中に付け人に暴行を加えていたと発表した。貴ノ岩は協会の事情聴取に、平手と拳で4、5回殴ったことを認めた。理由は、忘れ物をした付け人が言い訳をしたことだったという。その後、芝田山広報部長の会見が行われた。

 「憤りをもって語っていらっしゃいました」と芝田山親方の会見を速報した横野リポーターは、協会の対応について「1年前の日馬富士暴行事件の時は、スポーツ紙に(ニュースを)抜かれて全ての対応が後手後手に回ったという苦い経験があります。今回はその苦い経験を踏まえて迅速に対応したのだと思います」と協会の対応を“評価”した。

 昨年10月、元横綱・日馬富士関から頭部を負傷させられ被害者となった貴ノ岩だが、今度は加害者となった。協会では今年10月に「暴力決別宣言」を出したばかりで、貴ノ岩には厳罰処分が下る可能性が高い。

 被害を受けた力士は、6日に協会の事情聴取を受ける予定。協会は調査後に理事会を経て、貴ノ岩の処分することになる。

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