鈴木優斗、藤島部屋入門「4年で幕内」得意は突き押し 全国選抜準V飛龍高

2018年12月13日5時40分  スポーツ報知
  • 藤島親方(右)と握手する鈴木優

 今春の全国高校選抜相撲大会個人戦で準優勝した、飛龍高のエース・鈴木優斗(3年)が、大相撲の藤島部屋に入門することが12日、発表された。同校で行われた会見では、藤島親方(元大関・武双山)とともに出席し、「4年で幕内」を目標に掲げた。今夏の全国高校総体相撲でも3位になった実力者が、来年初場所(1月13日初日・両国国技館)での初土俵を目指す。

 18歳の若武者が、大きな夢を持って角界に挑戦する。今春の全国選抜大会個人戦準優勝、今夏、地元・沼津市で行われた全国総体では3位に入った鈴木優が、藤島部屋へ入門。「厳しいと思うけど、4年で幕内に入って活躍したい。親方のような相撲を取りたい」と、抱負を語った。

 181センチ、150キロの恵まれた体格。大関まで昇進した師匠の現役時代をほうふつさせる突き押し相撲が身上だ。「当たって前にいく馬力のある相撲が出来る」と、藤島親方も高評価する。小学校時代から県内では敵なしで、高校でも県総体は3年連続優勝に輝いた。

 中2の時に所属する富士わんぱく相撲クラブで、藤島部屋に稽古に出向いたのが師匠との出会いだった。多くの部屋から誘いはあったが、「中学のころから大相撲に入るなら藤島部屋と、心に決めていた」と、うなずいた。

 5人きょうだいの長男。大学進学の意思もあったが、「少しでも家のためになりたかった」。女手一つで育ててくれた母親・堂子さん(43)も会見を見守った。「入るのは、誰でも入れると思う。精いっぱいやって、横綱を目指して欲しい」と、エールを送った。

 来月7日の新弟子検査に臨む。合格すれば、初場所で前相撲を取る。通常、高校、大学生は卒業式後の3月(春場所)でデビューするケースが多いが、「大相撲でやりたいのであれば、少しでも早いほうがいい」と、親方が早期デビューの理由を明かした。

 土俵には、当面「鈴木」で上がる。「しこ名は強くなってから」と、師匠がキッパリ。「初めてのことが多いと思うけど、ドキドキよりも楽しみです」と、角界入りに鈴木優が思いをはせる。飛龍高から7人目の現役力士が誕生する。(塩沢 武士)

 ◆鈴木 優斗(すずき・ゆうと)2000年7月26日、富士市生まれ、18歳。小4の時に富士わんぱく相撲クラブで競技を始めた。岳陽中から飛龍高に進学。家族は母と弟2人と妹2人。181センチ、150キロ。血液型O。

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