御嶽海、来年は「謙虚にいきます」…報知プロスポーツ大賞表彰式

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報知プロスポーツ大賞相撲部門の御嶽海(カメラ・越川 亘)

 報知新聞社制定「2018報知プロスポーツ大賞」の表彰式が26日、都内のホテルで行われた。

 名古屋場所で平成生まれの日本出身力士として初優勝を飾り、大賞を受賞した関脇・御嶽海(26)=出羽海=は、優勝で脚光を浴びた美人母・マルガリータさんに「恩返しはできたかな」と感謝した。

 「ぼくより人気ですからね。(祝福が)優勝おめでとうより、『お母さん、きれいだね』のほうが先で、順序が逆」と会場を笑わせた御嶽海。優勝のインタビューでは涙を流したように見えたが、「本人としては泣いていないです。まだまだ(泣くには)早いです」と改めて否定した。

 初の大関取りに挑戦した秋場所は9勝止まり。再度、期待された九州場所は負け越した。「いい意味でも悪い意味でも経験できた1年」と振り返り、来年の目標は「万全な状態で臨みたい」と語ったが、「綱取りは」という質問には「ぼちぼちやっていきたい」とポツリ。「今年一年、ビッグマウスで(高めの目標で)行っちゃったので、(来年は大口は)休憩。謙虚にいきます」と“宣言”した。

 ◆御嶽海 久司(みたけうみ・ひさし=本名・大道久司)1992年12月25日、長野・上松町出身。26歳。東洋大4年で学生、アマチュアの2大タイトルを獲得。出羽海部屋に入門した15年春場所、幕下10枚目格付け出しで初土俵。同夏場所後に長野県出身としては47年ぶりの新十両に昇進。今年7月の名古屋場所で幕内初優勝した。得意は突き、押し。最高位は関脇。好きな女性のタイプは女優・北川景子。180センチ、167キロ。

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