“邪道”大仁田厚、盟友・稀勢の里の引退惜しむ「日本国民に多くの希望を与えてくれた」

スポーツ報知
大仁田厚

 元参院議員でプロレスラーの大仁田厚(61)が16日、この日現役を引退した第72代横綱・稀勢の里(32)=田子ノ浦=へコメントを寄せた。

 2人は12年7月28日に茨城・つくばカピオで開催されたプロレス興行の試合会場で初対面。当時、大関だった稀勢の里は、大仁田の元を表敬訪問し、「一緒に写真を撮ってください」と記念撮影をお願いしたという。稀勢の里の人柄にほれた大仁田は、それ以来、稀勢の里の大ファンになって応援を続けてきた。

 「大関なのに、全然偉そうにするところがなくて、一発でファンになったんだよ。モンゴル出身の横綱ばかりの中で、『横綱になりたい』という夢をかなえて、日本国民に多くの希望を与えてくれた」と横綱に感謝した。

 そして「ボクもヒザが悪くて、最近痛みがひどいんだけど、ケガのことは本人にしかわからない。できたら現役を続けてほしかったから残念だけど、心からお疲れ様でしたと言ってあげたい」とねぎらった。

 初場所で初日から3連敗した稀勢の里は、16日に、東京・両国国技館で引退会見を行った。

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