元横綱・稀勢の里「スーツ似合うかなあ」2・9から親方業務

スポーツ報知
元横綱・稀勢の里の荒磯親方

 元横綱・稀勢の里、荒磯親方(32)が19日、朝稽古が行われていた東京・江戸川区の田子ノ浦部屋を訪れた。今回は稽古の初指導ではなく、約1時間半の滞在では洗髪やまげを結い直すなどして過ごした。

 協会の本格的な親方業務は2月9日のNHK福祉大相撲(両国国技館)からの見込み。“出勤”は現役時代の着物姿から、今まで所有していなかったスーツ着用となる。早速、試着したことを明かしつつ、188センチ、177キロの体格では「なかなか既製品だとね」と四苦八苦。それでも和製横綱としての重圧から解放されたこともあり、「(オーダーメイドだと)2月に間に合うかなあ。似合うかなあ」と、ちゃめっ気たっぷりに笑みを浮かべた。

 地元・茨城の英雄に対し、4月29日に開催する水戸巡業勧進元がこの日までに“お別れ土俵入り”を相撲協会側に打診。元横綱の意向次第ではあるが、実現へ動き出した。

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