若元春、6連勝で新十両決定的。春場所は兄弟関取誕生!

スポーツ報知
栃飛龍を寄り切りで下した若元春

◆大相撲初場所11日目(23日、両国国技館)

 西幕下3枚目・若元春(25)=荒汐=が、東幕下44枚目・栃飛龍(31)=春日野=を寄り切りで下して6連勝で、春場所(3月10日・エディオンアリーナ大阪)での新十両を確実にした。3兄弟の次男で、弟の若隆景(24)=荒汐=は十両におり、来場所は兄弟関取が誕生する。

 まわしの取り合いから一度はいなされたが、左を差して寄り切った。30秒を超える相撲となり「今日長かった~。疲れました」と嬉しい悲鳴を上げた。

 新十両を狙った今場所で、2013年名古屋場所以来の幕下優勝も見えてきた。それでも「(勝ち)星を気にすると体が動かなくなるので」とあくまで自然体を貫く。兄弟子の十両・蒼国来からの「いつも通り」のアドバイスも力になっている。残すは1番。6年過ごした幕下から、最高の結果で十両に上がる。

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