納谷が3勝3敗で最終決戦へ
スポーツ報知
◆大相撲初場所11日目(23日、両国国技館)
昭和の大横綱、大鵬(故人)の孫、西幕下60枚目・納谷(18)=が西三段目・海士の島(26)=八角=を押し倒して連敗を「3」で止め、星を五分に戻した。
立ち合いに相手を突いてそのまま押し倒した。「立ち合いから前に出れて良かったです。相手に合わせないように、はじく感じですね。迷い? 元々悩んでいません。うまくいかないだけですね」と振り返った。
原点に帰ることにした。高校時代(埼玉栄)から動きが悪い時には控室室でアップを入念にすることにしていた。この日も西の支度部屋でシコとすり足、テッポウを時間をかけて行った。「足がきつい感じになりました。(こういう時は)無駄なことはしないですから」と説明した。
昨年の秋場所では高校時代のライバル、豊昇龍(立浪)との3勝3敗での対戦となり、首投げに屈して三段目に陥落した苦い経験がある。今度はそうはいかない。