【尾車親方の目】白鵬、休場明け相手を甘く見た

2019年1月24日8時0分  スポーツ報知
  • 連勝が止まり渋い表情で水を飲む白鵬(カメラ・清水 武)

 ◆大相撲初場所11日目 ○御嶽海(押し出し)白鵬●(23日・両国国技館)

 白鵬の立ち合いは踏み込みが弱く、上突っ張りになってしまった。休場明けの御嶽海の様子を見ながら動いて、御嶽海の右手でハズを押され、左の肘で右の肘を押し上げられ苦しくなった。上体が起きて、粘る腰もなく押し出された。

 白鵬はやりにくかったと思うが、敗因は油断、御嶽海を甘く見てしまった結果だ。それが動きを見ながらの上突っ張りに出てしまった。軽い気持ちで「どうやって料理してやろうか」とでも考えていたのか力を出し切れなかった一番。情け無用の勝負の世界、休場明けの御嶽海に情けでもかけてしまったのか。

 12日目は1差で追う好調な押し相撲の玉鷲と対戦する。過去の対戦は白鵬が13戦全勝と圧倒している。しかし、土俵の世界では一度、気持ちが緩むと引きずるケースがある。おもしろくなってきた。(スポーツ報知評論家)

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