白鵬「一人足りないな…稀勢関がね」成田山豆まき10年以上共に

スポーツ報知
成田山新勝寺の節分会で、豆を豪快にまく白鵬

 大相撲初場所を右膝のけがで途中休場した横綱・白鵬(33)=宮城野=が3日、千葉・成田市の成田山新勝寺で行われた節分会の豆まきに参加。昨年まで10年以上共に参加してきた元横綱・稀勢の里関(現荒磯親方)が引退したため、今回から不参加に。「一人足りないなと。稀勢関がね」と寂しさをのぞかせた。新勝寺の豆まきは毎年、現役力士数人で行われるため荒磯親方は参加せず。「時の流れだね。これが人生」。それでも午前、午後の2回で集まった約5万5000人に福を分け、ファンを喜ばせた。

 この日も手を借りて階段を下りるなど、右膝の状態が心配されるが「(初場所は)休場してないイメージ」と強気の姿勢を強調。「(患部に)ちょっと熱がある感じ」だが快方に向かっているようだ。昨年10月に右膝などを手術後、冬巡業を皆勤して初場所に臨んだ。9、10日には花相撲が行われるが「協会、相撲に関わることをやっていきたい」と参加へ意欲的だった。

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