村上大介80・99点で暫定トップ「ここまでいろんな波を越えてきた」
スポーツ報知
◆フィギュアスケート 全日本選手権 第2日▽男子SP(22日、調布市武蔵野の森総合スポーツプラザ)
村上大介(26)=陽進堂=が80・99点で暫定トップに立った。
演技構成を変えて臨んだ村上は冒頭の4回転ルッツ、続く3回転半(トリプルアクセル)に成功。3本目の連続ジャンプは3回転ルッツ―2回転トウループ。2本目を無理せず2回転にし、まとめた。
村上は「ここまで届くためにいろんな波を越えてきた。無事に終わってほっとした。4回転決めたらなんとか最後までうまく滑れるかなと思った。全部飛べて、成功でうれしい。今日はセカンドマーク(演技・構成点)をのびのび滑れなかった。セカンドマークを考えながらフリーに入りたい」と納得の表情で振り返った。
羽生、宇野に続く3枠目の有力候補の村上は今季、GPシリーズNHK杯を急性肺炎のため欠場。昨季は右足甲を痛め全日本選手権など主要大会を棒に振っている。