【平昌担当記者の推しメン】絶不調!?でも「ワクワク」4年分の沙羅

2018年1月2日12時0分  スポーツ報知
  • 高梨沙羅

 五輪シーズンのW杯で、開幕から出場3戦未勝利スタートのジャンプ女子・高梨沙羅。絶不調? 金メダルは無理? いやいや、逆に目が離せない。4年前はW杯で開幕4連勝を飾り、年間総合女王。それでも、ソチ五輪だけは4位に泣いた。いかに、平昌の試合日(2月12日)にピークを合わせるかだ。これまでにないスロースタートが、逆に五輪での爆発を予感させる。「気持ちを強くもって、この壁を乗り越えたい」という沙羅の言葉を信じたい。

 女子ジャンプの競技性は大きく変わりつつある。ルンビ(ノルウェー)やアルトハウス、フォクト(ともにドイツ)。ライバルが増え、万全でないと勝てなくなった。「でも、7~8割の力じゃ勝てないのは、競技として普通のことですよね?」と牧野講平トレーナー。その通りだ。「男子とでも戦えるジャンプ」を理想とし、自分磨きを続ける沙羅にとって、敵は強ければ強いほど刺激になるだろう。

 「(海外勢に)挑むワクワク感が大きい」。沙羅自身も平昌へ胸を躍らせている。五輪で味わった無念は、五輪でしか取り返せない。4年分の思いを込めた飛躍は、必ず胸打つ一本になる。(細野 友司)

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