【平昌担当記者の推しメン】どの選手でも「世」連発の女子団体追い抜き

2018年1月2日12時0分  スポーツ報知
  • 高木美帆(左)と小平奈緒

 スピードスケートは昨年のW杯前半4大会で小平奈緒、高木美帆の両エースを中心に好成績を収めた。紹介したい選手や種目は多いが、締め切りの都合上、12月30日の代表決定前の段階での執筆。具体名を挙げづらい状況だが、どの選手が選ばれても楽しみなのが女子団体追い抜きだ。

 3人が空気抵抗の大きい先頭を入れ替えながらタイムを争う競技で、W杯では世界新を3連発。それも五輪を見据えてテストを重ねながら、だ。第1戦は先頭交代の回数を前年から1度減らし、第3戦は布陣を変更。メンバーを戻した第4戦は6周(2400メートル)のうち、高木美が自己最長の3・5周を引っ張る作戦に変え、記録を伸ばした。

 日本はメダルなしに終わったソチ五輪後、減速や体力のロスが少ない隊列や先頭交代の方法を科学的に分析するなど強化を進めてきた。3人が力を出し切った第4戦は理想形に近いレースだったが、日本スケート連盟の湯田淳スピード強化部長は「選手の調子の波を読み取り、先頭交代の配分は変えなければいけない」と語る。その時のメンバーや調子によって最適な作戦は変わってくる。これまで多彩な戦術を繰り出してきた日本が、どんな戦いを見せるのか注目したい。(林 直史)

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