小野塚彩那3位…後頭部強打から1か月「ほっとした」

2018年1月14日6時0分  スポーツ報知

 ◆W杯スキー・フリースタイル・ハーフパイプ女子(12日・米コロラド州スノーマス)

 フリースタイルスキー・ハーフパイプ(HP)女子決勝が米コロラド州スノーマスで行われ、17年世界選手権女王の小野塚彩那(29)=石打丸山ク=が87・00点で3位となり、今季初表彰台に立った。同所で行われたスノーボード・スロープスタイル決勝では、男子の国武大晃(15)=STANCER=が83・64点で自身初表彰台となる2位。女子の岩渕麗楽(れいら、16)=キララクエストク=も76・48点で2位となり、ビッグエアで初優勝した昨年12月に続く表彰台に立った。

 小野塚は3位を確認すると、津田健太朗コーチと抱き合って思わず涙をぬぐった。昨年12月にW杯コッパーマウンテン大会(米コロラド州)で頭部を強打し、約1か月ぶりとなった実戦で復調をアピール。「ほっとした気持ちが大きい。雪上に戻って短いが、表彰台に乗れてよかった」。ボーマン(米国)ら、平昌五輪で金メダルを争うライバルが多く出場した今大会で実力を示し、一度は垂れ込めた暗雲を振り払った。

 負傷明けで本調子ではなかったものの、技一つ一つの完成度や高い滑りの技術は鈍っていなかった。前向きから後ろ向きへ、滑らかにつなぎ、空中技でもしっかりと板をつかんで、審判員に好印象を与えた。

 上位の選手は高難度の技を武器に小野塚を上回ったが、技の完成度で勝負するスタイルを貫く。今月末には、平昌五輪前哨戦となる冬季Xゲーム(米コロラド州)が控える。「しっかり練習し、一つ一つの技のクオリティーを上げれば追いつける」と力強く言い切った。

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