小林陵侑が7位入賞 伊東大貴20位、葛西紀明は21位…ノーマルヒル決勝

スポーツ報知
2回目を終え、笑顔を見せる小林陵侑

◆平昌五輪第2日 ▽スキージャンプ男子個人ノーマルヒル決勝(10日・アルペンシア・ジャンプセンター)

 スキージャンプ男子個人ノーマルヒル決勝(HS109メートル、K点98メートル)が行われ、五輪初出場の小林陵侑(21)=土屋ホーム=が1回目、2回目とも108メートルで240・8点をマークし、7位入賞を果たした。

 日本勢では伊東大貴(32)=土屋ホーム=が103メートル、102メートルの合計214・7点で20位、14年ソチ五輪個人ラージヒル銀メダルの葛西紀明(45)=土屋ホーム=は104・5メートル、99メートルの合計213・3点で21位だった。

 今季W杯個人総合8位の小林潤志郎(26)=雪印メグミルク=は不運な風で1回目93メートル。31位で上位30人による2回目に進むことはできなかった。

 小林陵侑「自分の力以上のものを出せたと思う。(飛ぶ前に待たされ)足先の感覚とかあまりなかったが、うまく動けたので良かった。(内容は)3本飛んで3本とも安定していた。良かったと思う。(淡々としているが緊張は?)普段のW杯より緊張しなかった。(五輪は)いろんなことが起こるなと思った。ラージヒルでも自分のジャンプをして、日本チームに貢献できるように頑張ります」

 葛西紀明「2回目も失敗した。テイクオフのところで、やはりまだ安定していなくて不安もあった。ほどよい緊張だったので、緊張で失敗したというよりは、安定していないことがつながった。(修正点はあるか?)アプローチはだいぶ乗れてスピードが出るようになった。うまく固まってくれば、いいジャンプはどんどん出てくる」

 伊東大貴「今出せるパフォーマンスは出せたと思うが、本来はもっと上を目指していたので悔しい。(手応えはあるか?)ケガしてしまったことは仕方ないので、今本数を重ねるごとに状態は上がっていると思う。ラージヒルに向けて切り替えていきたい。気持ちを新たにして、体の準備をしっかりして臨みたい」

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