国産スノーボード「ヨネックス」五輪出場5人で存在感

スポーツ報知

◆平昌五輪第6日 スノーボード男子ハーフパイプ決勝(14日・フェニックス・スノーパーク)

 スノーボード男子ハーフパイプの平野歩夢(19)=木下グループ=が2大会連続で銀メダルを獲得。平野らが使用するボードメーカー「BURTON」が注目を浴びた。

 米国のブランドが多い中で、「国産」として存在感を発揮したのが「YONEX(ヨネックス)」。決勝の2回目で転倒負傷し、残念ながら11位だった戸塚優斗(16)が同社のボードで競技に参加した。

 伊達公子さんが同社の製品を使用するなど、テニスやバドミントンのラケットなどで知られるヨネックスだが、スノーボード事業には1995年から参入しており、20年以上の歴史がある。現在は戸塚を含め国内外で計14人の契約選手がおり、平昌五輪には5人が出場。さらに、パラリンピックに出場する成田緑夢(ぐりむ、24)が、契約は結んでいないものの同社の製品を気に入り、使用している。

 ちなみに、同社の製品を使用しているトップ選手らは、硬くて反発が強く、ジャンプで高さが出やすい「REV」という商品を使うことが多いという。

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