渡部暁5位…飛躍首位も距離でドイツ勢にまくられた 荻原健司氏に並ぶ最多6勝目お預け

2018年3月5日7時0分  スポーツ報知
  • 渡部暁の前半飛躍(ロイター)

 ノルディック複合はフィンランドのラハティで個人第15戦を行い、平昌五輪個人ノーマルヒル銀メダルの渡部暁斗(29)=北野建設=は5位だった。前半飛躍(HS130メートル)で130・5メートルを飛んで首位発進したが、後半距離(10キロ)で順位を落とした。平昌五輪個人ラージヒル金メダルのヨハネス・ルゼック(ドイツ)が、飛躍7位から逆転で優勝した。

 飛躍首位の優位を生かせなかった。2位と20秒差で出た渡部暁は、6キロ付近でルゼックらの後続集団に追いつかれた。必死に粘りはしたが、走力に勝るドイツ勢を再び抜かすのは難しい。「位置取りが悪くて上りで仕掛けが始まったときに(先頭と)離れた分を取り返せなかった」。平昌後初戦の今大会で、荻原健司氏に並び日本勢最多のシーズン6勝目はお預けとなった。

 平昌では、大会直前に負った左肋骨(ろっこつ)骨折を公表することなく、個人ノーマルヒルで2大会連続銀メダルに輝いた。ジャンプの着地、ストック操作。痛み止めの錠剤を服用しながら、戦い抜いた。現在は痛み止めがいらないほどに回復したが、万全の強さまではもう一歩。「走り自体は五輪より良くなっている」。次戦のオスロ大会(10日、ノルウェー)へ、状態をさらに上げていく。

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