浅田真央さん「スケート靴ももう捨てようかなって」引退会見後の葛藤明かす

2018年3月7日23時36分  スポーツ報知
  • 昨年4月の引退会見最後のあいさつで後ろを向いて涙をこらえる浅田真央さん

 フィギュアスケートの元世界選手権女王・浅田真央さん(27)が7日に放送されたNHK総合「クローズアップ現代+」(月~木曜・後10時)で、昨年4月の引退会見後の葛藤について語った。

 真央さんは「引退発表してからは、自分はもうスケートをやりきったと思って。これからスケートとどう向き合おうかなと考えていて。一度スケートから離れてみたいと思っていたので」と語った。

 そして同局の武田真一アナウンサー(50)の「離れてみたい?」との問いかけに「はい。スケート靴ももう捨てようかなって。はい。そんなことも言っていましたね」と少し声を詰まらせながら答えた。

 武田アナが「やりたくないっていう思い?」と再び尋ねると真央さんは「そうですね。一応その思いで。その時はいました」と当時の思いを振り返った。

 さらに「どんな思い?」と聞かれると「それだけ多分もう、スケートはお腹いっぱいになったんじゃないかなって。もうお腹いっぱーいって感じですね」と話していた。

 そんな真央さんは、ファンから声援をもらい元気をもらったという。「自分が何ができるかなって考えたときに、自分はスケートしかないんだなと思いました。そこでみなさんにもう一度、全国で感謝の滑りをお伝えしたいと思いましたし。それだけではなくて、私は5歳からフィギュアスケートをしてきて、そのフィギュアスケートとともに成長して歩んできた。フィギュアスケートに『さよなら』するのは申し訳ないなと思って。フィギュアスケートに対しても恩返しがしたいなと思って」と語った。

 真央さんは自ら音楽、衣装、振り付けをプロデュースし、公募スケーターたちと全国を巡る「浅田真央サンクスツアー」を5月から予定している。練習をしていると「あれだけもういいのかなと思っていたのに、戻ってきて毎日滑れるってことは、それだけ好きなんだろうなって思います」と感じているようで「スケートを通して感謝というものをお伝えできればと思います」と話していた。

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