森井大輝、4大会連続の銀メダル

2018年3月11日6時0分  スポーツ報知
  • 銀メダルに輝いた森井大輝(ロイター)

 ◆平昌パラリンピック第2日 ▽アルペンスキー 男子滑降座位(10日・旌善アルペンセンター)

 女子滑降座位で、村岡桃佳(21)=早大=が今大会、日本人第1号となる銀メダルを獲得。開会式(9日)で務めた旗手に続いて、大仕事をやってのけた。男子滑降座位では、5大会連続出場の森井大輝(37)=トヨタ自動車=が、4大会連続の銀メダル。同種目で2連覇を狙った狩野亮(31)=マルハン=は、転倒し、途中棄権となった。日本選手団は、14年ソチ大会のメダル6個を上回るという目標に向け、好スタートを切った。

 3大会連続銀メダルの森井は、またもあと1歩、頂点に届かなかった。五輪のコースは高難度で、転倒者が続出した。それでも1年前にテスト大会を兼ねて同会場で行われたW杯では滑降を制し、3度のW杯年間総合王者に輝いた経験から「僕のテクニックが最大限に発揮できる」と好感触を得ていたコースで、結果は残した。

 16歳のときにミニバイクの事故で脊髄を損傷。入院中の病室で1998年長野大会を見て、競技を始めた。21歳で初出場した02年ソルトレークシティー大会は「足りないものだらけ」。悔しさをばねに、06年トリノ大会で銀メダルを獲得した。その後は金メダルだけを追い求め、ソチ大会後に、チェアスキーの開発も視野にトヨタ自動車への移籍を決断。森井は勝つために必要な要素を「心技体、マテリアル」と語る。その全てがそろったのが平昌大会。「何を懸けても欲しいもの」をつかみにいっただけに、無念さが募る。まだチャンスは残る。11日のスーパー大回転で悲願の金を狙う。

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