羽生結弦、史上初の4回転半ジャンプ成功へ「メラメラしています」

スポーツ報知
談笑する(左から)羽生結弦、高木美帆、菊池彩花、高木菜那

 フィギュアスケート男子で66年ぶり連覇を達成し、個人では史上最年少の国民栄誉賞受賞が決まった羽生結弦(23)=ANA=が8日、都内で行われたJOCスポーツ賞表彰式に出席した。「特別栄誉賞」を受賞した羽生は、史上初の4回転半ジャンプ成功へ「がんばります。メラメラしています」と、壇上で笑顔を見せた。

 平昌五輪から約4か月が過ぎた今、気持ちは前へ進んでいる。「結果としての目標の連覇というものは達成できたし、達成感もある。ただ、自分自身、挑戦したいことがまだまだフィギュアスケートで残っている。4回転アクセルへ向けて、体の状態や心の状態を含めて、ゆっくりと進めて行けたら」。

 これまでのフィギュアスケート人生、挑み続けることで記録にも記憶にも残る滑りを刻んできた。「挑戦はけがというリスクがつきもの。失敗というものも確実に経験しなくてはいけない。それが成長につながる。技術面だけでなく、メンタル面も人間としての成長につながる」と、話していた。

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