羽生結弦「国民栄誉賞背負い」世界で戦う!…JOCスポーツ賞表彰式

スポーツ報知
JOCスポーツ賞を受賞し、記念撮影する(前列左から)鈴木夕湖、吉田夕梨花、荒井広宙、奥原希望、小平奈緒、竹田恒和会長、羽生結弦、高木美帆、菊池彩花、高木菜那ら(カメラ・佐々木 清勝)

 平昌五輪のフィギュアスケート男子で66年ぶりの連覇を達成し、個人では史上最年少の国民栄誉賞受賞が決まった羽生結弦(23)=ANA=が8日、都内で行われたJOCスポーツ賞表彰式に出席。1日の受賞決定後、初めて取材に応じ「いろんな方々が僕に携わってくれた。僕経由でみなさまへの感謝の気持ちや、その方々の努力が評されればいいなと思う」と、「受賞する際の覚悟」を語った。

 国民栄誉賞受賞後に、五輪で金メダルを手にした選手はいない。2022年北京五輪での3連覇については、「国民栄誉賞からの五輪に関しては、特に大きな道筋としては考えていない」としつつ、「国民栄誉賞というものを背負いながら、日本代表として世界の舞台で戦うにあたり、日本人らしい、そしてアスリートらしい人間でいたい」と応じた。

 今月に入り、国際スケート連盟が新ルールを発表。既に決まっているフリーの構成を、若干手直しする必要があるという。「自分自身挑戦したいことがフィギュアでは残っているし、磨き続けないといけないなと思っている。めらめらしてます」。史上初の成功を目指す4回転半ジャンプへ意欲を見せた。(高木 恵)

スポーツ

×