ジャンプ伊藤有希、平昌9位からの再出発 スロベニア合宿へ
スポーツ報知
スキージャンプの土屋ホームに所属する3選手が30日、成田空港からフィンランド・ヘルシンキ経由でスロベニア合宿へ出発した。
女子で17年世界選手権銀メダルの伊藤有希(24)は、9位だった平昌五輪からの再出発。「五輪へ調子は上げていけたけど、安定感に欠けていた。どこまで自分を大きく変えられるか。まずは体から変えていく」と決意。筋力強化に重点を置き、19年世界選手権での個人初優勝を目指す。
男子で平昌五輪個人ノーマルヒル7位入賞の小林陵侑(21)は「(昨季は)調子がよく、飛躍の年になった。まずはW杯で1勝を挙げ、(個人総合も)10位以内にいられるようにしたい」と着実なステップアップへ目標を掲げた。伊藤有希の実弟・将充(20)も「平昌で先輩達が飛んでいるのを見て、次にかける思いは強くなった」と22年北京五輪を視野に、まずはW杯遠征メンバー入りを目指していく。