樋口新葉の新SPはアシュリー風キレキレダンス「エナージア」初披露

スポーツ報知
新しいSP「エナージア」を披露した樋口新葉

 フィギュアスケート世界選手権銀メダルの樋口新葉(17)東京・開智日本橋学園高=が30日、アクアリンクちばで行われた「アクアカップ」で今季のショートプログラム(SP)「エナージア」を初披露した。

 シェイリーン・ボーン氏が振り付けたソフィー・タッカーのダンスナンバーは、複雑な動きの連続。「最初作った時は全然出来なくて変えてもらおうと思ったけど、これが出来たら点数をもらえるので自信をもって滑れるように頑張りたい」。

 シーズンを重ねるごとに表現の幅を広げている17歳。「2年前はけっこう大人っぽいショートをやって、去年のフリーは自分らしいのをやって。どちらもいいけど、もう少し新しい表現をしたくて。アシュリーみたいな動きが出来るプログラムを作って欲しいとお願いした」。16年世界選手権銀メダルの米国のアシュリー・・ワグナーをイメージしたキレキレのダンスで、“ニューワカバ”を印象づけた。

 この日の構成は2回転半から入り、続く3回転ルッツは1回転になったが、3回転フリップ―2回転トウループで締めた。この日の得点は新旧の採点法がミックスされたもので、59・68点だった。フリーは3回転半ジャンプ(トリプルアクセル)を投入予定。「もちろん入れたい。シーズン中盤に入れられたら」と話した。

スポーツ

×