羽生結弦、24時間テレビで演技披露 被災地住民を招待「スケートをやってて良かった」

スポーツ報知
羽生結弦

 男子フィギュアスケート・平昌五輪金メダリストの羽生結弦(23)が25日、日本テレビ系「24時間テレビ41 愛は地球を救う」(8月25、26日)の特別企画として、故郷の宮城・仙台市の「アイスリンク仙台」でアイスショーを行った。

 羽生は14年から毎年「24時間テレビ」でアイスショーを行ってきたが、自らがスケートを始めた“原点”のリンクで本番を迎えるのは初めて。ショーでは、3年前に訪問した福島・楢葉町の住民を招待し、一日限りのステージを務めた。

 この日は同リンクで滑っている後輩たちとも対面。子どもたちは羽生と対面すると、緊張で固まってしまった。少年から「気をつけていることは?」と聞かれると「(試合前に)歌っているみたいな感じは、緊張をほぐしている」と説明していた。

 そして、国民栄誉賞を受賞した金メダリストは、ノッテ・ステラータ(イタリア語で「満天の星」)をバックに演技を披露。住民たちの中には感動で涙を流す人もいた。羽生は「スケートをやってて良かったな。これからも被災地への思いとか背景を胸にしまいながらやっていきたい」と誓っていた。

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