トロントで練習公開の羽生が語る2今季の目標は「一つずつ丁寧に確実に成長していけたら」

スポーツ報知
練習場に入る羽生(カメラ・高木 恵)

 ―4回転アクセルは入れるのか?

 「えっとー、まだ、入れる予定はないです。まあでも練習はしてます。はい」

 ―完成度は?

 「まだ降りれていないので。まだ降りてはいないので、これからもうちょっと、もうちょっとというか、まだかなり練習しないといけないかなと思っています」

 ―SPは?

 「ショートは、ジェフリー・バトルさんに振り付けしてもらった「オトナル」っていう曲です。このプログラム自体がジョニー・ウィアーさんがフリープログラムに使っていて、非常に印象に残っている。僕のスケート人生のなかでも非常に印象に残っているプログラムの一つで、僕が本当に彼のスケートに見入って、それこそ僕が、そこからスピンに手をつけたりとか、やわらかい表現であったり、ええ、曲の取り方であったり、ランディングの姿勢であったり、そういったもの一つ一つに注意をして、演技をするきっかけとなったプログラムの曲です。なので、これも先ほどの「Origin」と一緒にジョニー・ウィアーさんに「Continues~with Wings~」の時に、この曲を使わせていただきたいんだけどという話をして、それも許可をもらってきました。はい」

 ―ジャンプ構成は?

 「ショートはサルコー、アクセル、トウループのコンビネーション、4回転3回転です。フリーは今のところ、4回転ループ、4回転トウループ、トリプルループ、4回転サルコー―3回転トウループ、で、4回転トウループ、今ハーフループってなんていうんでしたっけ。なんか新しくなりましたよね。なんか1回転挟んで、オイラー(Eu)? わかんない(笑い)。4回転トウループ、3回転サルコーのコンビネーションと。あとはトリプルアクセルのコンビネーションとトリプルアクセルの単発です」

 ―今季の目標は?

 「目標(笑い)。そうですねえ。自分自身、結果としては先シーズン終わりからずっと言っているように、やっぱり結果としては自分としてはすごく満足しているし、達成感もあります。ただ、ええ、こうやって練習しているなかで、やはり自分の未熟さだとか、あとはアイスショーを通して、まだまだ磨くべきところ、成長すべきところ、自分の伸びしろであったり、そういったところを感じながら今滑っているので、一つずつ丁寧に確実に成長していけたらなというに思っています」

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