宮原知子が目指すスターのオーラ…チャレンジの今季SPは「キラキラした感じ」で

スポーツ報知
練習を公開した宮原知子

 女子フィギュアスケート平昌五輪4位の宮原知子(20)=関大=が7日、関大のたかつきアイスアリーナで練習を公開した。「今季は五輪が終わってリセットの年。ゼロからのスタートなので、新しいことに挑戦したい」と意気込みを語った。

 ショートプログラム(SP)に用いるパトリシア・カースの「小雀に捧げる歌」、フリーで演じるアストル・ピアソラの「インビエルノ・ポルテノ」は宮原にとって「大きなチャレンジ」だという。「去年の曲は表現しやすい滑りやすい曲だった。今回の曲は自分を改革していくことが必要」。SPはフランスのシャンソン歌手、エディット・ピアフの生涯を描いたもの。「自分がスターになったつもりで滑るプログラム。キラキラした感じを出したい」と話した。

 昨季は左股関節に不安を抱えながらのスタートだったが、昨季世界選手権後の4月に、医師から「完治した」との言葉をもらった。不安は消え、オフの間は陸トレなどで追い込むことができた。「もうすぐ初戦なので、楽しみ」。次週のUSインターナショナル(12~16日、ソルトレークシティー)で新シーズンのスタートを切る。

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