樋口新葉が右足に違和感…ジャンプミス続き57・54点4位 国際大会今季初戦

スポーツ報知
女子SPに向け本番衣装で最終調整する樋口新葉

 ◆フィギュアスケート オータム・クラシック 第1日(20日、カナダ・オークビル)

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、18年世界選手権銀メダルで国際大会今季初戦の樋口新葉(17)=東京・開智日本橋学園高=はジャンプミスが続き57・54点4位と出遅れた。平昌五輪銀メダルのエフゲニア・メドベージェワ(18)=ロシア=が70・98点で首位。

 新SP「エナージア」の冒頭の2回転半ジャンプは着氷したが、続く3回転ルッツはステップアウト、3回転フリップは両足着氷となった。樋口は演技後「まだ初戦なので、今回見つかった課題をGPシリーズ、全日本選手権までに改善していきたい」と、振り返った。

 前日の公式練習中に右足のふくらはぎをつった影響が残っていた。「昨日のうちに治るだろうと思っていたけど、治らなかった」という。18日に日本から現地入りした樋口は、考えられる要因に水分補給不足をあげた。本番は気持ちで滑りきったが、6分間練習では足が思うように動かなかった。「足首から下が全く動かなくて、足首の角度を変えられない状態。(ジャンプの)軸が曲がったり、締め方が無理やりになってしまって調整がうまくいかなかった」と肩を落とした。21日のフリーへ、まずは足の回復に努める。

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