羽生結弦が曲かけで4回転トウループ―3回転半の連続技成功…フリーで投入か

スポーツ報知
フリー当日の朝の練習で最終調整する羽生結弦

◆フィギュアスケート オータム・クラシック 最終日(22日、カナダ・オークビル)

 男子フリーの当日練習が行われ、五輪連覇で男子ショートプログラム(SP)首位の羽生結弦(23)=ANA=が最終調整。「Origin」の曲かけで、国際スケート連盟(ISU)公認大会で成功者がいない4回転トウループ―3回転半ジャンプ(トリプルアクセル)の連続技を組み込み成功させた。

 冒頭から4回転ループ、4回転トウループ、3回転ループ、4回転サルコー―3回転トウループの連続ジャンプを次々と決めていった。先月の公開練習では4回転トウループからの3連続ジャンプだったところで、4回転―3回転半を跳んだ。

 「ある意味、自分がジャンプを楽しんでいる原点的なところではある」という連続技は、度々アイスショーで披露してきた。開幕前、実戦での投入について「考えてはいます」と話し、今大会でのトライについては「調子次第」と口にしていた。

 羽生は日本時間23日3時55分に登場予定。

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