レジェンド葛西紀明が「タニタ健康大賞」 招致先送りの札幌五輪にも意欲

スポーツ報知
タニタ健康大賞を受賞した葛西(右)。左はタニタの谷田社長

 スキージャンプ男子で14年ソチ五輪個人ラージヒル銀メダルの葛西紀明(46)=土屋ホーム=が3日、都内で「タニタ健康大賞」を受賞した。同賞は04年に創設され、国民の健康づくりに貢献した個人または団体を表彰する。葛西はW杯最多優勝など5つのギネス記録を持ち、49歳で迎える22年北京五輪表彰台に向けて体調管理やトレーニングに努力を続ける姿が評価された。30年に招致が先送りされた札幌開催の五輪にも意欲を燃やすレジェンドは「けがや故障がない限り、現役を続けたいと思っている。逆に、このモチベーションがいつなくなるのか、という感じ」と言葉を弾ませた。

 今夏はアプローチ姿勢を改善し、助走スピードの向上を目指してきた。昨季好調だったノルウェー勢の助走を参考に、助走速度を時速1キロほど速くすることに成功。「課題だったスピードが出るようになった。ジャンプとかみ合えば、また世界でも戦っていける」と手応えを口にしていた。

スポーツ

×