近畿選手権女子、白岩優奈がSP4位から逆転Vも「課題がたくさん」

スポーツ報知
優勝した白岩優奈

◆フィギュアスケート 近畿選手権 ◆最終日(兵庫・尼崎スポーツの森)

 女子フリーが行われ、シニア2年目でショートプログラム4位発進の白岩優奈(16)=関大KFSC=が126・75点、合計181・60で逆転優勝を飾った。3回転ルッツ―トウループの高難度の連続ジャンプを2回成功させるなど、大きなミスなく演技をまとめあげた。

 2位に20点以上をつけての優勝だったが「ジャンプが安定してきて少し安心はしているけど、点数はまだトップの選手に及ばない。たくさんの課題が見つかった。ジャンプの回転不足が克服しきれていない」と反省。7日に、約4年ぶりに現役復帰した高橋大輔(32)とは、同じスケートリンクで練習しており「お手本となる素晴らしい表現者が近くにいる。私自身の表現はまだ進化の途中なので、1つ1つ課題をクリアしていけるよういしたい」と意気込んだ。

 次戦は羽生結絃(23)=ANA=も出場するGPシリーズ・フィンランド大会(11月2~4日)となる。

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