小平奈緒、今季初戦制す「まずまず合格」

スポーツ報知

 スピードスケートのジャパンカップ第1戦は19日、長野市エムウエーブで開幕し、女子500メートルは平昌五輪女王の小平奈緒(32)=相沢病院=が37秒78で今季初レースを制した。

 高木美帆(24)=日体大助手=が37秒97で2位。同3000メートルは小野寺優奈(20)=高崎健康福祉大=が1位だった。男子500メートルは羽賀亮平(30)=日本電産サンキョー=が34秒71の好記録で、同5000メートルは一戸誠太郎(22)=ANA=が6分19秒99の国内最高記録で、それぞれ制した。

 小平は女子500メートルで現段階では及第点の記録で滑り「まずまず合格点」と穏やかに語った。前日にトレーナーに体をほぐしてもらったため「筋肉の張りはレースモードからほど遠い」という状態。100メートルの通過は昨季より0秒2ほど遅い10秒47を要したが、悠々と37秒台をマークし地力の違いを感じさせた。「あまり最初からガツガツいっても息切れする」と、余裕を持ってシーズンに入る。

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