本田真凜は8位 右足首を痛めジャンプミスが響く

スポーツ報知
本田真凜

◆フィギュアスケートグランプリシリーズ 第1戦 スケートアメリカ ◆最終日(21日、ワシントン州エバレット)

 女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)4位から逆転の表彰台を狙った本田真凜(17)=JAL=は、ジャンプでミスが続き、フリー95・30点、SPとの合計158・04点の8位だった。優勝は今季世界3位となる合計219・71点を出した宮原知子(20)=関大=。2位には合計213・90点の坂本花織(18)=シスメックス=が入った。

 真凜はピンク色の華やかな衣装を身にまとい、フリーに挑んだ。だが、冒頭の3回転のルッツ―トウループの連続ジャンプで転倒すると、次の3回転フリップでは着氷が乱れ、3本目の3回転サルコーも転倒。後半にもジャンプでミスが目立ち、得点が伸びなかった。演技後は、ほほに手を当て、ぼうぜんとした表情を浮かべた。演技後は右足首に包帯を巻いた姿で取材に応じ、朝の練習から違和感があり、痛みが出ていることを明らかにした。

 今春から練習拠点を米国に移し、男子で18年世界選手権金メダルのネーサン・チェンらを指導するラファエル・アルトゥニアン氏の下で練習に励んでいる。これまでは練習嫌いだったが、米国では、8時~17時まで1日リンクで練習するなど、スケートと向き合ってきたが、成果を発揮することはできなかった。次は、11月23~25日のフランス杯(グルノーブル)に出場する。

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