宮原知子がスケートアメリカ連覇　２位は坂本花織　真凜は８位

◆フィギュアスケートグランプリシリーズ　第１戦　スケートアメリカ最終日（２１日、ワシントン州エバレット）

　女子フリーが行われ、ショートプログラム（ＳＰ）１位の宮原知子（２０）＝関大＝がフリーでも１４５・８５点のトップに立った。合計は今季世界３位に入る２１９・７１点で大会連覇を果たした。２位には坂本花織（１８）＝シスメックス＝が入り、合計は２１３・９０点だった。本田真凜（１７）＝ＪＡＬ＝はフリーでミスが続き、合計は１５８・０４点。ＳＰ４位から大きく順位を落とし最終順位は８位だった。

　宮原は、３回転ルッツ―トウループの高難度の連続ジャンプなどを成功させ、大きなミスなくまとめあげた。演技後は、ほっとしたような表情を浮かべ、笑顔で観客の声援に応えた。坂本は３本目のジャンプ、３回転ルッツがミスになるも、安定した演技を披露した。

　宮原の次戦は、１１月９～１１日のＮＨＫ杯（広島）、坂本は１１月２～４日のフィンランド大会（ヘルシンキ）、真凜は１１月２３～２５日のフランス杯（グルノーブル）に出場する。