宇野昌磨、初のGPシリーズ連勝「優勝とファイナルが決まってすごくうれしい」

2018年11月11日6時0分  スポーツ報知
  • 金メダルを報道陣に見せる宇野昌磨 (カメラ・馬場 秀則)
  • 演技する宇野昌磨
  • 表彰式の後に場内一周をする(手前から)優勝・宇野昌磨、2位・セルゲイ・ボロノフ、3位・マッテオ・リッツォ

 ◆フィギュアスケート GPシリーズ第4戦 NHK杯第2日(10日・広島県立総合体育館)

 男子はショートプログラム(SP)1位の宇野昌磨(20)=トヨタ自動車=がフリー183・96点、合計276・45点で初優勝し、自身初の同一シーズンGP2連勝。4年連続のGPファイナル(12月6~9日、カナダ・バンクーバー)進出を決めた。

 スタートから飛ばしていった。サルコー、フリップ、トウループ。宇野は4回転を次々と着氷していった。後半の4回転トウループは連続ジャンプに出来ず、自己ベストには0・8点及ばなかったが、「優勝とファイナルが決まってすごくうれしい。いい演技に一歩近づいた感想。後味のわりと悪くない演技だった」。2位に20点以上の差をつける圧勝だった。

 前日のSPで回りすぎて転倒した4回転トウループ。この日は「練習通り」を強く意識し、自分を信じて踏み切った。最初のトウループは出来栄え点(GOE)3・39点を引き出した。「信じる」をテーマに掲げる今季。4戦目のフリーでようやく思いを貫いた。「後半失速したけど、メンタル面で負けていなかった。ショートは自分を信じ切れずにミス。フリーは自分の練習を信じることが出来た」

 夏には昨年に続き、カナダ・モントリオールでスケーティング合宿を敢行。アイスダンスのロマン・アグノエルコーチのもと、2週間ひたすら滑りを学んだ。芸術面を評価する演技構成点のスケーティングスキルの項目で常に9点台をマークするが、本格的にスケーティング技術の基礎を学ぶことはそれまでなかった。五輪後もさらなる高みを目指し、スケートと向き合っている。

 スケートカナダに続く、自身初の同一シーズンGP連勝を地元日本で飾った。シニア転向1年目の15年から4年連続のファイナル進出が決定。抱負について「難しいことは思いつかないので、最善を尽くして頑張ります」。これまで表彰台を外していない大会へ、最高の自分を磨きあげる。(高木 恵)

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