スノボ平野歩夢、ユニクロと契約会見 スケボーでの20年東京五輪出場に「スルーできない」

スポーツ報知
ユニクロのグリーバルブランドアンバサダー就任発表会でウェアについて語る平野歩夢

 平昌五輪スノーボード男子ハーフパイプ銀メダルの平野歩夢(19)=木下グループ=が13日、都内で行われたユニクロのグローバルブランドアンバサダー契約会見に臨んだ。7日に契約を締結しており、同社のウェアを身にまとう「初陣」は、12月のプロ大会「デュー・ツアー(米国)」となる。

 シックな黒系のジャケットをクールに着こなして登場した平野は「新しい挑戦と世界観の中で大きな契約。新しいチャレンジの一つとして大きいことを考えていきたい」と力強く語った。

 ユニクロはこれまで、男子テニスの錦織圭(28)=日清食品=、ロジャー・フェデラー(37)=スイス=、車いすテニスの国枝慎吾(34)=ユニクロ=、男子ゴルフのアダム・スコット(38)=オーストラリア=らとグローバルアンバサダー契約を結んでおり、アスリートでは平野が6人目。冬季スポーツでは初めてとなった。

 アンバサダーとして競技中に着用するウェアの開発にも参加し、「軽くしたい」と意見するなど、同社と何度も話し合ってこだわり抜いたウェアが完成した。色についても平野が好きなシックな系統を取り入れて「イメージ通りになった」と満足げな表情で話した。

 平昌五輪直後にはスケートボードでの20年東京五輪出場を示唆していたが「スケートボードはスノーボードと同じタイミングで始めた。五輪種目となった以上は何か引っかかるし、スルーできない。一つの挑戦として考えていきたい」と前向きに語った。

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