ザギトワが世界最高得点で首位発進

スポーツ報知
公式練習のザギトワ。世界最高得点で首位発進した(カメラ・高木恵)

◆フィギュアスケート GPシリーズ第5戦ロシア杯 第1日(16日)

 女子ショートプログラム(SP)は平昌五輪金メダルのアリーナ・ザギトワ(16)が地元ロシアで80・78点の世界最高得点をマークし首位に立った。自身が9月のネーベル・ホルン杯で記録した得点を0・85点更新した。

 白い衣装で「オペラ座の怪人」を演じたザギトワは、冒頭のルッツ―ループの連続3回転、2回転半、後半の3回転フリップをすべて成功させた。キス・アンド・クライで得点を待つ間、エテリ・トゥトベリゼコーチと共に、自分の手を仮面に見立てて顔を隠す“オペラ座の怪人ポーズ”を披露するなど上機嫌。

 会見場に現れた頃には、すでに17日のフリーへ向けて気持ちは切り替わっていた。「点数や順位は関係ないわ。私に取って最も大切なことは、クリーンなスケーティングと魂を込めた滑りよ」と引き締まった表情を見せた。

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