山下真瑚は9位出遅れに「練習不足だった」女子SP

スポーツ報知
山下真瑚

◆フィギュアスケート GPシリーズ第5戦ロシア杯 第1日(16日)

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、シニア1年目で第2戦スケートカナダ2位の山下真瑚(15)=中京大中京高=は51・00点で9位と出遅れた。第3戦フィンランド大会4位の白岩優奈(16)=関大KFSC=は60・35点で5位。松田悠良(20)=中京大=は52・00点で8位。平昌五輪金メダルのアリーナ・ザギトワ(16)が80・78点の世界最高得点をマークし首位に立った。

 山下はジャンプの失敗が続き、今季自己ベストを約15点下回った。「やっぱり練習不足だったなと今回思う。6分間練習から体が動いていなかった。緊張はしなかったけど、少し不安だった」と振り返った。スケートカナダ後に変えた靴が合わずに戻すなど試行錯誤。体調を崩したこともあり「ジャンプの調子を元に戻すのに時間がかかりすぎた」。

 2位以内ならファイナル(12月6~9日、バンクーバー)進出が決まる一戦は苦しいスタートとなったが、17日に行われるフリーへ「体力に不安があるが、なんとか最後まで滑り抜きたい」と気持ちを切り替えた。

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