高木美帆、0秒09及ばず悔しい2位「地元で勝てなかったのは悔しい」

スポーツ報知

◆W杯スケート帯広大会第2日(17日、明治北海道十勝オーバル)

 男女500メートル、男女1500メートル、男女マススタートが行われた。女子1500メートルでは、平昌五輪で同種目銀メダルの高木美帆(24)=日体大助手=が1分55秒12で2位に入った。

 無我夢中でゴールに飛び込んだ。高木美は転倒しながらフィニッシュ。優勝したボウには0秒09届かず、一瞬天を仰いでから立ち上がった。「入りは悪くなかった。でも地元で勝てなかったのは悔しい。それがレースですね」。W杯は4年ぶりの帯広開催。最も得意とする1500メートルだっただけに、悔しさを隠さなかった。

 最終周のラップで優勝したボウのタイムを上回り、持ち味の持久力は見せた。それでも「ストレートの伸びが、滑っていても足りないと感じる。54秒台は出せるリンク」と高木美。結果よりも、自身のタイムに納得がいっていない。すでに今大会3種目を終え、18日の最終日には1000メートルと5000メートルを残す。日本が誇るオールラウンダーは「明日が一番ハード。チャレンジしていきたい」と気持ちを切り替えた。(亮)

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