羽生結弦、ファイナル欠場 練習再開できず

スポーツ報知
羽生結弦

 日本スケート連盟は29日、フィギュア男子で五輪連覇の羽生結弦(23)=ANA=が、右足首負傷のため男女を通じ初の5度目の優勝が懸かっていたGPファイナル(12月6~8日、カナダ・バンクーバー)を欠場すると発表した。世界選手権(来年3月・さいたま市)の代表最終選考会を兼ねる全日本選手権(12月21~24日・大阪)の出場も厳しい状況となった。

 羽生はGPシリーズ第5戦ロシア杯フリーの当日練習で右足首を痛めた。17日から3週間の安静と患部固定、その後約1か月のリハビリ加療を要する見込み。全日本選手権前に練習を再開するのも困難な状態であることが分かった。

 全日本は2年前にインフルエンザ、昨年は右足首故障のため欠場したが、日本連盟は実績を考慮して世界選手権や平昌五輪の代表に選出した。世界選手権代表選考基準には全日本にやむを得ない理由で参加できなかった場合、実績などを考慮すると明記されている。

スポーツ

×