紀平梨花「焦ることもなく、強気になることもなく」初出場Vへ公式練習

スポーツ報知
試合会場で練習する紀平梨花(カメラ・相川 和寛)

 フィギュアスケートGPファイナルは6日にカナダ・バンクーバーで開幕する。GPデビュー戦からの2連勝で今大会に進出した紀平梨花(16)=関大KFSC=が5日、公式練習に参加。「焦ることもなく、強気になることもなく、思った通りの練習が出来た。あとは自分の感覚をいい状態にもっていくだけ。この大会をいい成績で終えたい」と話した。

 ショートプログラム(SP)の曲かけは冒頭の3回転半ジャンプ(トリプルアクセル)、フリップ―トウループの連続3回転、3回転フリップをすべて成功。40分の練習中に、トリプルアクセルを8本着氷した。「ちょっと感覚が変なやつも全部締めた。まだ調整はしていない。調子は良さそうに見えるけど、まだやることはたくさんある」と振り返った。

 平昌五輪金メダルのアリーナ・ザギトワ(16)=ロシア=とシニアの大会で戦うのは初めて。日本勢では2005年大会の浅田真央以来となるGPデビューシーズンのファイナル優勝がかかる。日本時間7日に行われるSPの滑走順が決まり、3番の紀平は14時20分に登場予定。

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