ザギトワ、緊張2位「最高のものを見せられなかった」

スポーツ報知
女子SPで演技するザギトワ

◆フィギュアスケート グランプリ(GP)ファイナル第1日(6日、カナダ・バンクーバー)

 【6日=高木恵】女子ショートプログラム(SP)で、GPデビュー戦から2連勝の紀平梨花(16)=関大KFSC=がルール改正後の世界最高得点となる82・51点をマーク。平昌五輪金メダルのアリーナ・ザギトワ(16)=ロシア=に4・58点差をつけて首位に立った。

 ザギトワは冒頭にルッツ―ループの高難度2連続3回転ジャンプを決め、目立ったミスもなかったが、緊張を感じていた様子で「最高のものを見せられなかった」と悔しがった。演技前に自らの世界最高得点を、同じ16歳でジュニア時代から競ってきた紀平に1・75点更新された。だが「他のスケーターを気にしないようにしていた。見なかったし、得点も聞こえなかった」と振り返った。

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